概要 


今年の10月に尿路結石で緊急搬送されたときの体験記を記していきたいと思います。これまでの人生で一番死を感じたこの経験とそこから得られたフィードバックをここに記すことで、未来の悲しみから皆様を守ることができたなら幸いです。

尿路結石とは 


こういった説明は私がするよりも、専門家に譲ったほうが正確だと思いますので、名古屋大学大学院医学系研究科のWebページより引用します。

尿路結石とは、尿路に結石が形成される病気で、結石のある部位によって、腎結石、尿管結石、膀胱結石、尿道結石と言います。小さい結石であれば、尿といっしょに排泄されることがありますが、そうでない場合には手術などによって治療する必要があります。

(中略)

腎臓にある結石が尿管に移動したり、あるいは尿管内の石がさらに下降したりして、尿管が急につまると、腎盂内の圧が急激に上昇することによって、急に激しい痛み(疼痛発作)が起こります。痛みの部位は結石のある側腹部から背中で、同じ側の足に痛みが走ることもあります。通常、この痛みは激痛で、じっとしていても、体を動かしても痛みは変わりません。あまり痛みが強いと、反射で吐き気が生じ、嘔吐することもよくあります。

名古屋大学大学院医学系研究科 泌尿器科学教室 より引用: https://www.med.nagoya-u.ac.jp/uro08/sick/urinary-stone/index.html

なるほど、つまり、小さな石が体内に出来て、尿管が詰まるせいで激痛が走るという仕組みなんですね。体の外から全く見えないのが難点で、私も医者に指摘されるまでは皆目見当もつきませんでした。

筆者の生活について 


次に、当時の筆者の生活について見ていきましょう。なぜ、尿路結石になったか、その原因を究明するためのヒントがその人の生活や暮らしの様子から伺えるはずです。筆者の当時のステータスについては以下の通りです。

  • 年齢: 20代真ん中
  • BMI: 体重計がないので不明。でも、この前測った時は大体、空条徐倫の身長体重をちょっと足した感じなので、20ぐらい。
  • 暮らし: 川崎で一人暮らし2年目。
    • 虚言癖があり、Twitter上で定期的に嘘の同居人との噓の同居エピソードを話している。
  • 健康診断結果: B+みたいなやつ。なんか、心臓の右軸偏位だけ言われた。I see。
  • お酒: 飲む理由がないため、飲まない。付き合いで月2, 3程度。
  • 煙草: 吸う理由がないため、吸わない。
    • でも、今度、バーで知り合った女性から一本だけもらう予定。
  • 食事: 三食食べ、栄養についてあすけんのお姉さんに管理されている。
  • 運動: 週2, 3ぐらいでリングフィットアドベンチャーしてる。
  • 睡眠: 毎日8時間ぐらい爆睡している。そのため、業務の打刻が11時手前ぐらいになり、チームで一番業務を始めるのが遅い。

ポイント 

いかがでしたか?自分で言うのも何ですが、びっくりするほど健康ですね。唯一弱点があるとすれば、「夕飯を食べる時間がちょっと遅い」、「ちょっと、最近あすけんをサボっているのでお姉さんに詰められている」ぐらいではないでしょうか。尿路結石の恐ろしいところは「特に何の問題もなさそうな人がある日突然、のたうち回る」という点にあると筆者は考えております。

かつて学生時代に所属していたロボットサークルでは「気胸(みんな痩せているから。ロボットのフレーム加工の際にアルミ粉塵を吸いまくるから)」、「高血圧(次郎系ラーメンやエナジードリンクを接種しすぎるから)」、「尿路結石(生活が終わってるから)」の3つがロ技研三大病として知られており(これで合ってるよね?間違ってたら関係者教えてください)、当時の私はこれを鼻で笑っていましたが、まさか数年後、社会人になった自分がこれに引っかかるとは思いもしなかったのです。

体験記 


それでは次に前日から当日にかけての筆者の行動を時系列で見ていきましょう。

前日夜 

確か元気よくご飯を食べ、すやすや寝ました。特に変わった行動はしておらず、どこにでもある、休日の前の一日の過ごし方をしておりました。

朝7時15分 

右の脇腹の痛みによって意識が覚醒し、朝を迎えます。このときはまだ、「第三次成長期だし、成長痛かな?」などと悠長なことを考えていました。
しばらく布団の中をゴロゴロしています。

朝7時45分 

30分経っても痛みが引くどころか、むしろ悪化してることに気づき、ただ事じゃないことを悟ります。成長期もこの時に終わったのでしょうか。
一旦、人生経験の多い家族にアドバイスをもらおうかと思い、連絡を試みますが、朝早い時間帯のため実家の家族はまだ寝ており、連絡は失敗に終わります。

この頃から右の脇腹の痛みがさらに激しくなります。イメージとしては「全速力で走った後の脇腹の痛みを2, 3倍酷くしたものがずっと続いてる」ような感じで、立ってもダメ、トイレに行ってもダメ、試しに冷やしてみてもダメと、明確に死の影が見えるようになってきました。

8時03分 

これはダメだと思ったので、人生初の救急車を呼ぶ覚悟をします。
が、昨今は救急車の呼び過ぎが問題になり、必要としてる人が呼べないといった問題が起きているのを思い出しました。
かく言う私も現在進行系で死にかかっていますが、ここで敢えて思考を差し込むことで、突然の病に対して精一杯の威嚇をしようと頭を回します。

私は川崎に住んでいたので、川崎市の救急医療情報センターに電話して相談してみました。以下に当時の会話ログを載せます。

僕「すみません、朝起きたらめちゃ脇腹が痛くて30分ぐらい経っても引かないのですが、僕ってどうしたらいいでしょうか?」

オペレーター「それは救急車かもしれませんね…」

僕「あ、分かりました…」

これにて私には救急車を呼ぶ意味も大義も手に入りました。僕は呪術師ではないですし、こんなふうに救急車を呼ぶ僕を夏油傑はきっと軽蔑するでしょうが、事情を聞いたら「それには意味がある」と言って僕を許してくれるに違いありません。

電話を終えたあと、すぐに救急車を呼ぶためにコールを始めます。オペレーターの落ち着いた指示に従い、状況の説明(一人で家の外に出れるかなど)をしました。

8時15分 

電話を終えて5分後で到着するとのことだったので、壁を伝って予め、扉の鍵を外しておき、ゼエゼエ言いながら服を着替えます。
程なくして、外から救急車のサイレン音が聞こえてきました。いつもはサイレン音のその甲高さにそれこそ、煩わしいと思っていた節もございましたが、これほどまでに段々と音が大きくなって近づいてくるサイレン音に勇気をもらったのは人生で初めての経験でした。

  • まぁ、そんな経験、しないほうがいいんですが…

救急車が自宅前に止まり、救急隊員がインターホンを鳴らしましたので、扉を開けて迎えます。
とりあえず、私は歩ける状態ではあったので、ともにエレベータを降りて玄関前まで出たあと、担架に乗って、救急車の中に運ばれました。

日本で担架に乗るのは初めてでしたが、ベッドに移す体に負担がかからないように傾斜を作れたり、落ちないように簡易的な柵も作れる仕組みを持っていて、ハイテクだなーと思いました。

また、初めての救急車の中は何と言うか、様々なケーブルやモニターがあり、電子工作室に似てるなーなどとどうでもいいことを考えていました。

これ以降の文章にて、私がどうでもいいことを考えているシーンが度々ございますが、これはどうでもいい話を書いて行間を埋めたいのではなく、段々とひどくなる痛みを前に、なにか別のことについて思考の渦を回して思考のリソースを意図的に減らしておかないと到底、痛みに耐えられなくなりつつあるからです。

尿路結石になったことのない方には分からないと思いますが、それは今日じゃないというだけで、いつか私の言ってることが分かる日が来ます。
勿論、分からないまま「何か言ってるよ…」と思ってるのが一番幸福だと思いますし、私もそう願っています。

8時20分 

さて、そろそろ病院に着く時間だと思われますが、実はこの時間になっても、病院には着いてません。というか、玄関前から救急車は一歩も動いてません。

というのもどうやら、受け入れ病院を見つけるのに時間がかかっており、5分ほど私は救急車の中で時が来るのを待ち続けていました。

やっぱ、救急車の呼び過ぎとか問題になってるんだ…とか、これ死ぬな…みたいなことばかり考えてました。時間が永遠にも感じられるという表現がございますが、正直どれぐらい経ったのか全く記憶がないので、気が付いたら病院にいたというのが、正直なところかもしれません。

でも、救急車がサイレン音を流しながら動き出した時だけはぼんやりと覚えています。

8時30分 

見つかった搬送先の病院に運び込まれます。身分証とか、ちょっと説明したり見せたりしました。
ここで隙を見つけてツイートをすることも欠かしません。

あまりにも脇腹の痛みが酷すぎて、運んでくれた救急隊員に感謝の言葉が伝えられなかったのが悔やまれますが、なんとか病院のベッドに移されます。ここでも、担架の操作性の高さのお陰で特に体に負担をかけることなく、ベッドに移ることができました。科学の力ってスゲー。

そこからは脇腹の痛みに耐えながら、血液検査をしたり、痛み止め?みたいな座薬を入れたりしていました。

9時 

とりあえず、私のステータスが分かったのか別の部屋に運ばれます。そこは開けた病室でほかにも何名かの搬送されたと思しき患者さんが周囲にいます。ここらへんで今日は病院に専門医の方がいらっしゃってないことを知り、思わず「もしかして、死かなー?」と思いました。

その後、CTスキャンで身体の状態をスキャンします。このぐらいのタイミングで脇腹の痛みが最高潮になり、「痛い痛い痛い痛い痛い!!!」と絶叫しながらCTスキャンで全身が2次元フーリエ変換されていくのを感じていました。

ここの病室のベッドの上で痛い痛い言ってる姿はさながら映画の野戦病院に一人迷い込んだみたいで、ずっとウルトラマンレオのシルバーブルーメが襲来した後に病院に主人公たちが駆けつけるシーンやアメリカン・スナイパーでクリス・カイルが最後の戦闘を終えて砂嵐の中撤退するシーンを思い出していました。

もちろん、ここでもツイートをすることを欠かしません。

9時20分 

このタイミングで当日いらっしゃった先生から「9割9分尿路結石だね」と言われます。人間というのは不思議なもので、未知の痛みが、人の知識によって体系化されて名前がつけられた病と判明した瞬間、ずいぶんと楽になりました。

そこから先生に近くに友人が住んでいるか、実家はどこかといった質問をされます。私は、近辺に知り合いはおらず、家族とも遠く離れたところに住んでる旨を伝えたところ、悲しそうな顔をされていました。

  • 僕もそう思います。

そこから尿検査をした後、追加で打った痛み止めが効いてきて、意識が飛び少し眠ります。

10時半 

意識が戻ってきた頃にはずいぶん痛みも引いてきました。何度かトイレに行った事が功を奏したのかもしれません。

私もようやく一人で立って動き回れるようになりましたので、医師に言われ、これにて帰宅をする運びとなりました。後日、再診の予約も入れてベッドを旅立ちます。

11時 

会計をすると諸々の検査などのお金が載りましたが、一万円程度で済みました。日本の医療スゲーという気持ちと命って結構安いなという命がお金という即物的なものに換算できてしまうことにドキッとしながらカードで支払います。

会計が終わった後、光差し込む病院の入り口に向かっていきます。「病院って明るい気持ちで患者さんに退院してほしいから南向きに入口作っているんだ…」とかどうでもいいことを半分涙目になりながら考えつつ、明るい扉の方へと向かっていきます。
さながら気持ちはソードアートオンライン一期最終回の病室を抜け出して外に歩いていくキリト君です。こんな晴れやかな気持ちで病院を出るのは人生で初めての体験でした。

  • 後日調べましたが、別にこの病院の入り口は南を向いているといったことはなく、数時間ぶりに見た日の光に僕が感極まっていただけでした。

11時15分 

死にそうな思いで自宅に帰った後、英会話レッスンの予約を夕方に移し、荒れた部屋を片付け、濡れたタオルをどかし、家族に一報入れ、そのままベッドで泥のように眠っていました。

こうして僕と尿路結石の長い一日が終わったのです。
もちろん、Twitterで勝利宣言することも欠かしません。

二日後14:00 

緊急搬送された日に実施した血液検査やCTスキャンの結果、そして全ての答えを教えてもらうべく、病院に再診へ向かいました。

結果として、専門医に告げられたのは以下の通りです。

「うん、これは尿路結石だね」

ということで尿路結石でとりあえず、確定になりました。しかし、尿路結石は一般的に野菜を食べていなかったり、不健康な生活をしていたり、運動をしていなかった場合になりやすい病気という風に聞いております。
浅学菲才な身でありながらも、健康優良不良少年のような暮らしをしている自分にいったいどこに問題があったのでしょうか。先生に聞いてみると以下のような回答が得られました。

先生「最近はどれぐらい水飲んでいますか?」

私「最近は涼しいので、そんなに飲んでいないですねー。コップ2, 3杯ぐらいとかですかね?」

先生「あーそれが、原因ですね。一日最低2L飲んでください」

どうやらこの尿路結石という病、不摂生な生活だけでなく、水を飲まない事でも発症しうるようです。確かに尿があまり作られないとだんだん詰まりやすくなるというロジックでしょうか?
ちょうどこの頃は、夏の残暑がようやく涼しくなって、それまでやっていた水をがぶ飲みする生活をちょっとやめていたんですよね。だって暑くなくなってきたし…

そこのバランスが悪くて今回は運ばれたのではないか?と考えています。

ちなみに、CTスキャン画像も見せてもらいました。どうやら、直径たった2mmの石に大の大人が苦しめられていたらしいです。しかも、これは比較的小さいサイズが小さい石に分類されるらしく、私の場合は尿と一緒に自然排出されるのを待ちましたが、石が大きい場合には7mmになるそうです。それほど大きいときは、自然に排出できずに詰まってしまうので、外から超音波装置を当てて振動で破壊すると教えてもらいました。これには私も思わず震え上がります。

おまけに、尿路結石は5年以内の再発率が40%あるとのことです。つまり、僕と尿路結石の戦いはまだ続いているのです。

CD 

一通り、先生との診察を終えた後、CTスキャンのデータを貰えないか確認しました。先生は少し驚いた様子でしたが、すぐに手配をしてくれました。
この日の診察費は1000円ちょっと、CDに焼いたCTスキャンの画像データは2000円(保険適用外)で値段の高さにビビりつつ、うきうきでCDを持ち帰りました。

学び 


さて、ここまでいかがでしたでしょうか。筆者が一通り、苦しんだ以上の情報はないかもしれませんが、この体験を通して多くのものを学びました。それをここに共有したいと思います。

運動し、野菜を食べよう! 

筆者の場合、すでに運動し、野菜を食べる習慣もありましたので、直接の原因にはなっていないですが、尿路結石を防ぐうえで大切な事です。習慣づけましょう。

水を一日2Lを飲もう! 

今回私が緊急搬送された主な原因はここにあります。あまりにも水を飲んでいませんでした。最近は、朝、目が覚めてから白湯を飲み、業務中に白湯を飲み、夜寝る前に白湯を飲んで床に入っています。

「尿路結石は夜に作られる」(夜に咲く花みたいで字面だけは美しいですね。)とのことですので、皆さんもまずは寝る前に一杯の水を飲む習慣をつけましょう。

突然来たる死に備えよう! 

ここまで書きましたように、今回の尿路結石の痛みによって家で倒れた経験は、私にとって今までの人生で最も死を感じた瞬間になったというのは読者にとっても想像に難しくないと思います。

私は実家を離れて一人暮らしをしているので、このまま発生当日である土曜日に倒れて動けなくなっていた場合、最速でも発見は月曜日になっていたでしょう。
私は会社勤めをしているので、会社の人が異変に気付いて連絡を取ることも考えられますが、そうでない場合はもっと発見が遅れてしまうことも考えられます。

近年ではインターネットの知人が社会的孤立死をしてしまって、連絡を取ろうにも個人情報保護の観点から連絡を取れないなどの問題も発生しております。

そのため、突然自分が倒れた際に知人が自分のことを捜索できるようにしたいものです。上述の記事を参考に、「死因贈与の約束があったのだから、2人は単なる友人にとどまらず、利害関係がある」などといった契約を友人と結び、いつ倒れても知人が自分を見つけられるようにしましょう。

  • なぜなら、音沙汰取れなくなった知人を捜索するというのは非常に困難と苦労の伴う行為だからです。

私もこれを実現するため、早速TwitterでDMをしました。皆もやろう!

dm

また、尿路結石で倒れてからというもの、自分の身の回りをきれいにしようという意識が芽生えました。鎌倉時代の武士たちは戦に行く際に戦化粧という頬に紅化粧をしていたそうです。これは首を切られて、地面に落とされても土汚れで汚く見えないようにする工夫らしいです。死んでもなお花を残すとは、粋ですね。

つまり、私の気持ちも常在戦場。いつ倒れて、部屋を人に見られてもそこに確かに花を残せるように心がけたいものです。

コンテンツとして消費しよう! 

それは別として、折角、尿路結石を生き延びたのだから、その経験を生かすべきです。なぜならあなたはすでに「石を宿す者」だからです。ガンガン周りに話していきましょう。こうすることで話に花を咲かせることができますし、周囲の人間を未来の悲しみから守ることができます。

  • 私の周りでこの話を聞いた人たちは続々と毎朝2Lのお茶を作ってから一日を始めるようになりました。

また、尿路結石というのは男性のほうが女性に比べて二倍近くできやすいそうです。なので、ホモソーシャルの会話の引き出しとして非常に使いやすいかもしれません。ぜひ活用してみましょう。

  • 日本泌尿器科学会雑誌掲載論文より引用
  • これからは飲み会コミュニケーションではなく、尿路結石コミュニケーション、略して「ニョロミュニケーション」の時代が来るのではないかと私は考えています。

また、CTスキャン画像も会話に花を咲かせるうえで有効です。私はリモート通話で友人たちと話しつつ、自身のCTスキャン画像を画面共有しながら「この2mmの石が!」と説明していました。大学で医学を学んだ友人の解説も入り、大変有意義な時間を過ごすことができましたので、皆さんもぜひ、CTスキャン画像をもらってみてはいかがでしょうか?

以下に実際に頂いたCTスキャン画像を載せました。皆さんもぜひ見てみてくださいね。(成人男性の金玉周辺のCTスキャン画像が映っています。苦手な人はスキップしてください。)

Details

こちらの写真は私の骨盤の写真で、中央に浮き出ているのが金玉の写真になります。左の金玉の写真を見ると暗い空洞が見えると思います。それが2mmの尿路結石です。

パートナーを探そう! 

普段からTwitterで嘘の同居人との嘘の同居の話をしている私ですが、こと尿路結石に対してはそれは有効ではありません。なぜなら優しい嘘によって尿路結石の痛みはごまかせても、噓の同居人は別に救急車を呼んでくれるわけではないからです。

そのため、一人で倒れるリスクを避けるためにも人と同居することが有効であることが分かります。

私も過去のショックを引きずるのは終わりにしましたので、知人に「だれか養ってくれる人を紹介してくれー」といろいろ声をかけてみたのですが、声を掛けた数人は揃いも揃って「君(みたいな変な人を候補に挙げたら自分の人間関係に傷がつくから)を知り合いとして紹介したくない」という回答をしてくるので、この方針は手詰まりとなりました。

  • でも、そんな変な人とも未だこうやって、どうでもいい遊びに誘ったり誘われたりしているのを見るに、やっぱり皆さん、なんだかんだ僕のことが好きだというのが分かったのは良かったです♡

皆さんも助けのご一報がございましたら、いつでもご連絡ください。お待ちしております。マジで。

まとめ 

ここまでいかがでしたでしょうか?尿路結石というものの恐ろしさが伝わったかと思います。最後に要約すると

  • 尿路結石で運ばれるその日は突然やってくる。
  • 日ごろから運動したり、死後贈与の契約を結んで備えよう。
  • 助けを求めよう。

の3つになると思います。皆さんもどうか温かくして新年をお迎えください。